2021年11月に東京(外苑前/Gallery MOSTO様)にて開催した展覧会作品になります。
 
 
 
CONCEPT
 
城に住む「王様」と言われる「称号」。
称号や役割・担当のようなそれらは、他人から背負わされる「責任や信頼」。自分のプライドや向上心から生まれる「理想と努力」。
今回のNo.3 では自身が見ている自分自身と、他人から見えている自分がコンセプトのキーワードになります。
装飾品や服飾品・ジュエリーや衣服などを身につけるのと同じように、理想の自分になる為に身につけている・身につけたくなる「気持ち」や「心得」。
「身につける」ことは、理想の自分に近づき生きる活力や心に潤いを与えてくれると私は思います。
今貴方が貴方らしく生きる為に大切にしているものは何ですか。今はどんなお召し物を身につけていますか。
今回の展示では、「気持ちを身につける」について考えた展示です。
CONCEPT に出てきた「城に住む王様」のイメージと「気持ちを身につける」を重ね合わせて表現しました。
それでは、YOSHIZAWA MISAKI JEWELRY が生み出した生き生きとした命あるJEWELRY 達の展示になります。
 
 
 
カテゴリー別　サブCONCEPT
 
EMOTION
心情をコンセプトに表現したJEWELRY。
「理想の自分」や「期待される自分」に必要な気持ちによって生まれる、
あまり向き合う事のない「偽りの自分」。
気づかぬうちに背負う心の負荷について向き合い、今の自分が抱える(身につけている)気持ちと自身が憧れる「理想の自分」への強い気持ちについて表現しております。
二つの気持ちが混ざり合う複雑な心情をJEWELRY に込め、
人間的な強さと美しさをイメージしております。
 
HOBBY
価値観の共有や違いが生まれる趣味や楽しみは刺激があり感受性を豊かにします。
こちらのJEWELRY CONCEPT は、
「幸せ」を身につける事について表現したJEWELRY です。
貴族の娯楽や嗜みをイメージしたJEWELRY。
人それぞれの楽しみは暮らしに幸福を与え、
生き甲斐や日常の潤いから心を満たしてくれます。
 
AGE
ドレスと甲冑をイメージしたJEWELRY。
身分や性別、役職で縛られた衣服や制服。
現代という囚われる事のない時代で「個性」と言う名の自由を取り入れた新しいJEWELRY です。
カテゴリーがない自分という新しいジャンルは、
今のこの時代だからこそ可能な「自由」を身につける事について表現しております。